日本経済新聞で国内企業の配当に着目した株価指数の「日経連続増配株指数」と「日経累進高配当株指数」の算出・公表を6月30日から実施するというニュースが出ました。
(「日経連続増配株指数」、「日経累進高配当株指数」の特徴、銘柄一覧は「https://prtimes.jp/」からの引用です。)
日経連続増配株指数
特徴
- 実績ベースの増配を原則10年以上続ける銘柄のうち、連続増配の年数上位から70銘柄を上限に採用
対象銘柄
日経累進高配当株指数
特徴
- 実績ベースで減配せず増配か配当維持(累進配当)を10年以上続ける銘柄のうち、日経の予想配当に基づく配当利回りが高い順に30銘柄で構成
対象銘柄
日本でも配当株の魅力があらためて認識された
日本で配当株は成長の見込みがない(株価上昇は期待できない)、また企業自体が株主還元に積極的でない(毎年同じ配当金だしてりゃうるさい事言われないだろう)という風潮もあり、決してポジティブに受け取られていないという印象がありました。
成長の見込みがないというのはおっしゃる通りかもしれません。ただ、昨今、株主還元に積極的に対応する企業も増えてきています。
東証からのPBR1倍未満企業に対する是正要請、ウォーレンバフェットの商社株投資など、株主還元が先に始まったのか、外的要因で株主還元に積極的になったのかは色々ですが、株主還元の動きが活発化している事が最近の株価上昇に起因しているのは間違いないと思います。
この指数が今後公表される事で、増配・累進高配当銘柄への注目が更に上がると良いですね。
この指数に含まれている銘柄を詳しくは見ていませんが、注目していきたいと思います。
※JT(2914)も将来この指数に入ってきてほしいものです。
配当つみあげて地味な億万長者になりたいものです。