2月9日にJTの2020年度の決算見込みが出ました。
・20年12月期の連結最終利益は前の期比10.9%減の3102億円になり、21年12月期も前期比22.6%減の2400億円に減る見通しとなった。3期連続減収、6期連続減益になる。
・同時に、今期の年間配当は前期比24円減の130円に減配する方針とした。
・直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比63.2%増の523億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の11.4%→15.8%に大幅上昇した。
・日本市場を含むたばこ事業の本社機能を、海外たばこ事業を統括するスイスのジュネーブに統合する。九州工場(福岡県筑紫野市)を2022年3月末に廃止するとともに、香川県と宮崎県にある原料調達機能を同年4月に熊本県へ集約する。
子会社である日本フィルター工業の田川工場(福岡県田川市)も2022年3月末に廃止する。
との事。
これを受けて株価も2,000円を切る暴落となりました。
週足でそろそろ下げ止まるかなと期待していたのですが、またまた微妙な状況になりました。
私もフォルダで配当を期待していましたので残念ではあります。
■JT配当金推移(マネックス証券より引用)
が、今の時点では売却は考えていません。
下がったとはいえ配当利回りは6%台です。
タバコがメインの事業ですのでこれからの需要が増える事はないでしょうし厳しい環境は続いていくのかなと思います。ただこのような嗜好品がなくなることはないでしょうし、身の丈にあうタバコ事業を進めていってもらえればと考えています。
キャッシュフローはまずまずわるくない状況でもありますので、配当への期待はこれからもしていきたいと思います。
■JTキャッシュフロー(マネックス証券より引用)
ただし今後も買い増しをするか?という点については少し様子を見つつ判断したいと思います。
所詮、将来を当てる事はできないので、分散投資を行う事で減配のリスクを小さくするしかないのでしょうね。