ロシアへの投資(株(ETF)、投信、為替)、前回ブログを書いた時から約2週間が経過したのですが、惨憺たる状況になっています。
同じ銘柄、為替の状況を見てみましょう。
前回ブログで書いたのと同じ銘柄・為替レートの今時点のチャートです。
赤枠は前回からの動き(下落)の様子です。(以下チャートはSBI証券より引用)
- NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信 (1324):ETF
前回時の株価:150 → 現在:126.9
16%ダウン
- HSBC-HSBC ロシア オープン:投資信託
前回時の単価:10,000円 → 現在:2,751円
70%ダウン
しかも買付、売却が禁止されています。
その他の投信「アムンディ-アムンディ・ロシア東欧株ファンド」「ドイチェ-DWS ロシア・ルーブル債券投信(毎月分配型)」も同様に買付・売却が禁止となっています。
買付だけでなく、売却も禁止って。。。雪崩のような下落を見ているだけで、保有している残高の損切さえもできない状況とは悲惨の一言につきます。
- iシェアーズ MSCI ロシア ETF(ERUS):アメリカETF
前回時の株価:36ドル → 現在:0.06ドル
こちらも取引が停止されました。
こちらも他のロシアへ投資しているETF、フランクリンFTSEロシアETF(FLRU)、ディレクシオン・デイリー・ロシア・ブル2Xシェアーズ(RUSL)も取引停止となりました。
- ロシアルーブル/円:FXで取引可能
前回時のレート:1.47 → 現在:0.93
36%ダウン
新規の取り扱いは禁止。保証金引き上げ。スプレッドも異常に広がっていて実質は取引はできない状態と言っても良いかと思います。
下落だけならまだしも、正常な取引ができない状況です。
数年先をみた場合、
プーチンが失脚して、あらたな政権ができ
民主主義国家へ転換する。
それにより株式市場が正常にもどる。
そんな都合の良いことが起きるかりませんが、
仮にそうなった場合、
今買っておけば大暴騰となる可能性がゼロではないかもしれません。
あるいは、
プーチンがさらに態度を硬化させ、
アメリカ、EU諸国の経済制裁がさらに厳しくなった場合
最悪、株式が紙くずになる可能性もあります。
今もほとんどそうですが。
私たちにできる(できた)のは、そもそもよくわかっていない国への投資はしない。ということだけだったと思います。
ロシア関連への直接投資している金融商品だけでなく、日本、アメリカ、ヨーロッパの市場もそれなりの影響を受けています。まずはこの問題が早く解決することを祈るばかりです。
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