遅ればせながら生命保険の見直しをしました。
現在加入しているのは終身保険で、死亡保障+入院保障+3大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)に対応するような契約内容です。
現在の契約は年末で満期を迎えます。保証を変えずに自動更新されると契約金額が19,000円から53,000円に跳ね上がります。保険会社からは保証内容をさげて23,000円の契約を打診されました。
これからの年齢こそ病気がでてくる可能性が高まるものの、ここは通常の健康保険でまかなう事を覚悟し。死亡保障についても嫁さんは働いているし、子供もいないし、母親も年なのでそこまで手厚い保証は必要ないだろうと思いますので解約しました。
代わりに会社で募集している保険に加入しました。これは掛け捨てで死亡時に保険金がおりるだけの保証内容です。掛け金は4,000円程度になります。
社会人になってから勧められるがままに加入をし約30年間も続けていました。
今までの掛け金を計算してみたら約580万円でした。今回解約をすると払い戻しで80万程度もどるので実質500万円です。
幸いにも今まで入院することもなく過ごせてきたので保険にお世話になることはありませんでした。
あくまで、たらればですが、この500万投資に回せていればな~と後悔します。でもそれが保険と割り切るしかないのですね。
平均で考えると50代くらいまででしたら大きな病気にかかる可能性は低いでしょうし、さらに死亡する確率はもっと低くなります。なので民間の保険なんて掛けなくてもたいがいは問題がないはずなのです。
ただ、自分の周りをみると後輩が肺がんで亡くなったり、今、昔の会社の先輩(2歳上)が癌で抗がん剤が効かなくなってきて、民間療法をするか悩んでいるという話などを聞いてしまうと、自分へシンクロして保険が必要ではないかと思ってしまうのですよね。
将来がわからないことに対するリスクを低減するための保険ではありますが、自分にとって何がベストな案なのかを決めるのは難しいものです。ただ、自分のあたまで考えるということは非常に重要だということはあらためて認識しました。(いまさら遅いですが。)