日本証券業協会では3年に一度、「証券投資に関する全国調査」を実施しています。
(以下、資料は日本証券業協会からの引用です。)
調査方法
- 調査対象全国、20歳以上の男女個人
- 調査時期2018年6月15日~7月29日
- 調査方法調査員による訪問留置法
- 標本数7,000人
- 抽出方法エリアサンプリング + 割当法
3年後の今年が調査年になります。(調査は6月から7月に実施済なのでそのうち最新の調査結果がでてくるでしょう)
前回(2018年)の調査結果
3年前の結果の抜歯は以下のようになっています。
私は一応投資関係を主体にブログを書いていますので、投資があたりまえと思ってしまうのですが、日本全体でみるとまだまだ預貯金を主体とした金融商品の保有が大部分をしめています。
そしてこの傾向は過去から大きく変わっていないことも認識できます。
証券会社と取引をしたことがないという人も全体の80%をしめています。
保有目的の一番は将来・老後の生活資金。であればなおさら長期目線で株や投信への投資をすべきと思うのですが。。。」
株、投信、債券を購入しない利用については以下が主な理由となっています。
- 興味がない
- 十分な知識を持っていない
- 値下がりの危険がある
- ギャンブル
調査の後半には投資に関する教育が必要という記載もありますが、自分自身で調べる、勉強していかないといけないのかなと思います。
そもそも預貯金だけでは将来なりたたない現状を理解しないといけないと思います。以前、老後2,000万円問題が話題になりましたが、国は投資環境を整えるので、あとは個人でなんとか頑張ってと、国から課題をもらっているのです。
今年の結果は??
この3年間の出来事としては一番はコロナでしょう。コロナによる超大規模な金融緩和で株価は上昇しました。
また、LINE証券、SBIネオモバイル証券など若い人をターゲットに、小口から株を購入できやすくした証券会社の開業しました。SBI証券、楽天証券も口座数は増加しています。
ビットコインも再盛り上がりました。
そしてFIREというあらたな概念(生き方?)が出てきました。
そのような情報にふれている自分からすると金融商品の取引は増加しているのではないかなとも思います。ですが、知らない人、興味がない人は相変わらず投資とは無関係なのかもしれません。
このようななかで今年の調査結果がどのようになるのか?あまり変わらない気もしますが、是非とも結果をみたいですね。