以前、職場の投資好き(それなりに儲けてる)メンバーと話をしたときに、彼のお父さんから「よほど変な銘柄でなければ10年待てば絶対に儲かるはずだ」と言われたという事を聞きました。
「変でない銘柄」ここ10年間の値動きはどのようになっているのでしょうか?数銘柄ピックアップしてみました。
(以下チャート(10年月足)はSBI証券から引用)
日本郵船 (9101):勝ち
10年前と比較して株価3倍。ただし、2022年からの上昇でなので8~9年の我慢が必要だった。
トヨタ自動車(7203):勝ち
10年前と比較して株価1.8倍。8~9年の辛抱が必要だった。
日本製鉄(5401):トントン
10年前とほぼ同値 配当分くらいが儲け。
日本たばこ産業(2914):負け
10年前の株価に到達せず。ただ配当を考慮すれば一応儲けてる部類。
武田薬品工業(4502):トントン
10年前とほぼ同値 配当分くらいが儲け。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):勝ち
10年前と比較して株価1.8倍。2016年~17年、2020年~21年の下落で心が折れてもしかたない時を経て。
東京海上ホールディングス(8766):勝ち
10年前と比較して株価3倍超。綺麗な右肩上がり。
野村ホールディングス(8604) :負け
10年前と比較して株価20%減。配当を考慮すればトントン。
花王(4452):勝ち
コロナ以降調子悪いですが、10年前と比較すれば1.8倍。(5年目に売却できていれば3倍になっていたが)
三菱地所(8802):負け
10年前と比較して20%減。配当考慮しても厳しい
日本電信電話(9432):勝ち
10年前と比較して株価3倍超。綺麗な右肩上がり。
三菱商事(8058):勝ち
10年前と比較して株価3.5倍超。8年の辛抱が必要だった。
東京電力ホールディングス(9501):トントン
10年前は東北震災後で無配に転落したので変な株(買う対象ではない)に分類されていたと思いますが、昔は高配当で人気でしたのであげてみました。
この期間配当はでず、10年前とは変わらない株価なのでトントンではありますが、実質的には負けですね。
任天堂(7974):勝ち
10年前と比較して株価6倍超。右肩上がりですが、それなりに下落して、そこからの反発を繰り返しており下落に耐えられたか?
長期目線で見れば
それなりの確率で株価上昇の恩恵を受ける事ができると考えても良いのではないでしょうか。
ただ、10年の間には大きい下落をはさみながらそれ以上に上昇したり、5年程度大きな動きなく停滞している事を耐えた上での上昇となるので、(10年間)持ち続けるには、ある程度の忍耐力が必要ですね。
そう考えると、配当をもらいながら長期間持ち続け株価上昇の恩恵をうける(トントンでも配当収入で良しとする)くらいが、精神的にも良いのではないかなと思います。
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