以前、従業員持株会について書きましたが、あらためて今自分が保有している持株会についてどうなのか?考えてみました。
奨励金が10%つくというメリットはあるものの、今後リタイアに向けての資産運用として適切なのか?というと??との結論に至っています。
①自分のポートフォリオが偏る
それなりに積立を20年近くやってきたので株式投資全体に占める比率は高くなっています。
株価が下落した場合の資産への影響が大きくなってしまいます。
持株とそれ以外の保有比率はこのような感じになっているはずです。
会社が倒産したら、持株も紙屑になるし、自分の給与収入も途絶えることになるのでダブルパンチとなってしまいます。
②配当利回りが低い
今の私の株(持株会の)配当利回りは1%です。今後の年金的に決まった額の配当を期待するにはかなり低い配当率なのです。
給与天引きしている今は奨励金10%がつくのでこれが配当利回りと割り切ればいいのかもしれませんが。。
③不労所得ではない
自分でない人に働いてもらって得られる配当(=不労所得)ではなく自分が働いている会社からの配当なので複雑な心境です。
④タイムリーな売却ができない
持株会から出庫して、証券会社の口座へ入庫する手続きが必要。そして社内で売却の申請して承認が得られて初めて売却が可能になる。
1週間くらいはかかる。
②③がどうしても気になってしまうのです。
そういう事も鑑み、給与・賞与からの所得は高配当株(ETF)を購入していくつもりです。