前回(半年前)、国内の高配当ETFについて記載したのですが、その後どのように変化したのでしょうか。
簡単にまとめてみました。
対象のETFは配当利回りの高い以下3銘柄で見ていきます。
・(1489)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50
・(1499)MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル
・(1577)NEXT FUNDS 野村日本株高配当70
①配当利回り
昨年2020年10月の配当利回りと比較すると以下の通りとなっています。(半年前の配当利回りと現在の配当利回り(差分)を表示しています。)
・(1489)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 4.18% ⇒3.42%(▼0.76%)
・(1499)MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル 4.10%⇒3.37%(▼0.73%)
・(1577)NEXT FUNDS 野村日本株高配当70 3.86%⇒3.37%(▼0.49%)
この半年で出遅れていた金融系銘柄の上昇にともない価格上昇、配当利回りの低下という所でしょうか。
②価格の値動き
前回同様、日経225連動型投信((1321)(NEXT FUNDS)日経225連動型上場投信)との比較をします。
(1)直近半年の比較チャート
- 「(1489)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50」「(1577)NEXT FUNDS 野村日本株高配当70」が日経225とほぼ同じパフォーマンスをあげています。
- 「(1499)MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル」は低迷です。
(2)2年間の比較チャート
- 半年前は対象の3銘柄は2年前と比較してマイナスの状態でしたが、「(1489)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50」「(1577)NEXT FUNDS 野村日本株高配当70」は、プラマイゼロにまで戻ってきました。
- 半年前は「(1499)MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル」のほうが、「(1489)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50」「(1577)NEXT FUNDS 野村日本株高配当70」よりも下落幅は緩やかでした。ですが、この半年で逆転してしまい「(1499)MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル」の下落が勝ってしまっています。
「(1499)MAXIS 日本株高配当70マーケットニュートラル」は特殊な運用で高配当株指数のロングと、TOPIX先物のショートを組み合わせている事からTOPIXの上昇による影響を受けている模様です。
自分は「(1489)NEXT FUNDS 日経平均高配当株50」に注目していました。
(半年前から)価格の上昇とともに配当利回りが下落してしまったので今すぐに購入はしませんが、引き続き情報は収集していきたいと思います。