ドル円(USD/JPY)が下落してきました。
7月12日に発表された、アメリカ6月のCPI(消費者物価指数)が下落したことから、今後の利上げ停止が見込まれ、債券利回りは低下、ドル円も大きく下落をしています。
米国の6月CPI総合は前年比3.0%と、前月の4.0%から鈍化。食料とエネルギーを除くCPIコアは前月比4.8%と、こちらも前月の5.3%から鈍化。また、労働コストを強く反映するとしてFRBが注目を高めているCPIコアサービス(住居費を除く)は前年比3.9%と、前月の4.6%から鈍化しました。CPIコアサービス(住居費を除く)は昨年9月に6.7%でピークをつけた後、6%台で推移していましたが、今年3月から4カ月連続で鈍化が目立っています。
(M2Jマーケット情報より引用)
7月の利上げ予想が後退してきています。
ただすぐに金利が大きく下がる事はないと思いますので、逆にいうとアメリカの債券を購入するに良いタイミングになっているのかなと思います。
現在も購入タイミングではあると思うのですが、利上げが続くようだと「債券価格の下落が止まらない。底が見えない状況。」で買付するのも精神的にきつい所があります。
が今回のCPIで利上げのゴールがほんの少し見えてきたのかもしれません。
またアメリカ債券を購入するにはドル転が必要で、そのドル円も下落してきているのでハードルが低くなってきた気がします。
現在募集中の米ドル債券と2022年9月募集の比較
- 今、SBI証券で募集している米ドル建債券です。
- 約1年前(2022年9月)に募集していた米ドル建債券です。
当時書いてたブログにありました。
当時と比較して、
利率は1.2%上がっています。
為替レートについても2022年9月のレートは142円~145円。現在のレートが138円前後。
利率は上がり、為替レートは円高に振れているので、昨年と比較して今購入する優位度は高くなっていますね。
そのほかの既発債(ご参考)
以下にあげた3銘柄は利回り表示です。償還まで持ち続けた場合に発生した利息+償還差益の合計としての利回りです。
- 残存期間:1年4カ月、利回り:4.73%
- 残存期間:1年2カ月、利回り:5.567%
- 残存期間:2年6カ月、利回り:5.1%
ここ1,2年元本の目減りを気にすることなく、それなりの利息をもらうという場合には良い買い時になっているのではないかと思います。
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