というお題です。
60歳定年まで5年となっている私としても、60歳以降どうするか?何も決めていない状況です。
その前に働く意思があったとしても、本当に働けるのか?という事も認識しておく必要があります。
私の周りの諸先輩方がどうだったのか?
A~Cさんは私が所属している会社の大先輩になりまして、仕事でご一緒した事がある方です。Dさんはパートナさんとして来られている方です。
- Aさん
元々、今の会社の部長までなられた方。再雇用ではなく、別会社から派遣社員として60歳以降は働かれていました。(再雇用だと年収がぐっと下がってしまうので派遣契約を取ったそうです。)フルタイム(週5日)の勤務でした。64歳の時、職場でめまいがひどいという事で早退され、当日検査を受けた所、脳梗塞だった事が判明。入院は必要ないものの安静が必要という事で、その後有休を消化して退職されました。 - Bさん
この方も今の会社の部長までなられた方。この方は再雇用で週4日の勤務形態でした。同じく64歳の時、休日に自宅で倒れ、そのまま救急搬送。心筋梗塞でした。数か月入院し、会社へは復帰されずそのまま退職されました。 - Cさん
定年後、別会社へ転職。転職先は今の会社の仕事の一部を請け負っていただいておりパートナさんという関係。月1回、定例会議を実施して状況の報告をしていただいてました。この方もフルタイムでの勤務。ギャンブル好きで定年後の生活資金にゆとりがなく仕事を続けていました。できる限り長く働きたかったようですが、腰痛、痛風が悪化して65歳で退職をされました。 - Dさん
60歳で定年退職後、派遣社員としてずっと(私の会社で)顧客問い合わせのサポートをされていました。60歳以上となってもお子さんの学費問題もあり仕事せざるをえないとの事でした。今年で65歳ですが、なんとか学費問題も片付き年末に退職予定です。もうヘトヘトとの事。
60歳、65歳以上でも元気で働かれている方はいるとは思いますが、私の周りでは体調の問題もあり65歳くらいまでがサラリーマンとして働くのは限界にきている方がほとんどでした。
皆さん60歳以降の働いている理由をすべて聞き取れているわけではありませんが、経済的理由で働かざるを得ないという状況になっていると精神的にも体力的にも厳しいですよね。
経済的な縛り(理由)が弱く、働きたいという事であれば、勤務体型を緩やかにし自分で仕事量をコントロールできれば長く続く事もできるのではないかと。
働く・働かないという選択肢を持つためにもサラリーマン定年後の収入・資産に少しでも余裕を持つ事が大事という認識のもと、私としては配当収入のための資産構築を残りのサラリーマン生活できちんと積み上げていきたいと強く思うのです。