3月のコロナショックが嘘のように株式市場は上昇してきましたね。
でもまだまだ疑心暗鬼な人が多いのではないでしょうか?
私もこれからどうなるのかまったくわかりません。
ネットやニュースでも様々な情報があります。
・コロナの第2波懸念、アメリカの失業率が13%(失業者2,000万人)と景気後退局面に入り株式市場も2番底を試しにいくのではないか?
・いやいや、世界的な金融緩和の影響で投資にお金が流れているのでそのような事は発生しないのではないか?
・特別給付金(10万円)で株を買おうとか、証券口座開設がここに来て増加している。
⇒あまり株に興味のなかった人も株を買おうとしている。これは昔も同様の事があり暴落の前兆ではないか?
1929年10月24日(木曜日)に大恐慌の始まりとなる米国株の最初の大暴落がありました。
その少し前のジョセフ・P・ケネディ氏(第5代米国大統領ジョン・F・ケネディの父親)と靴磨きの少年の逸話は広く知られています。
ケネディ氏はその時までに株式投資で大儲けしていました。1928年冬のある日、オフィスに向かう途中で、
靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。靴を磨き終わった後、少年はケネディ氏に向かって「おじさん、xx株を買いなよ」と言ったそうです。
それを聞いて彼は「こんな少年までが株の儲け話をするなら、この後に株を買う人はいないから株式は暴落する!」と考え、すべての株式を売り払って難を逃れたという話です。
暴落時に運よく買い付けできて、そこから上昇して大きな利益をあげる事ができるのが理想ではありますが、そうそううまくいきません。
ではそうすれば良いのか?
それは自分が納得する投資方法を実践していくしかないと思います。
・とにかく現金を貯めて、暴落が来たときに一気呵成に買付に向かう。
という人もいるでしょうし。
・ある程度の値ごろ感(自分が買付して良いと思う値段(根拠))で買付して少しでも利益がでれば売却する。
という人もいるかもしれません。
そのように自分なりにリスクを考えて実行した結果なので周囲の人から避難されるべきでもないのかもしれません。
私はどうするかですが、株については長期保有し配当狙いという目的を持っていますので、今後の上げ下げ予測には踊らされる事なく行きたいとは考えています。
ただ実際、暴落時に自分の株式評価が1週間程度で4割減になるような事態を指をくわえて見ているだけなのも投資機会を逸するリスクも考えたいと思っています。
・毎月の給与からの積み立て買付は粛々と継続する。
・それ以外、支出を抑えて発生したお金については少しずつでも現金で蓄えておき10万でも50万でも暴落時に買い付けできるよう準備しておく。
という事にしたいと考えています。
それでも満足する結果にならないかもしれません。またこのやり方が正しかったのか否かも数年後、あるいは10年以上先にわかる事かもしれません。
いずれにせよ自分が納得できる投資を心がけていきたいですね。