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さえないJRの未来

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さえないJRの未来

 

野村総合研究所のホームページに

コロナ禍と人口減少を踏まえた「持続可能な地域公共交通」のあり方を提言
〜ローカル線沿線では、地域全体で支える公共交通システムへの移行が急務〜

という記事がありました。

 

コロナ禍で公共交通機関の利用者が大きく減少し、鉄道会社は大都市圏の高収益路線の黒字でローカル線の赤字を補填してきたがそれが難しい状況になってきた。

JR各社の持続可能性を試算値(2030年、2040年の試算)を出し最後に提言(地域交通のデジタル基盤を構築し、地域交通維持基金のような仕組みを作る)で締めています。

 

この持続可能性の試算ですが2019年度(コロナ前ですね)の利益水準を1として、現行の運賃、路線を前提とした場合将来の利益水準を試算したもので以下のようになっています。

  • JR各社の鉄道維持指数(野村総合研究所ホームページより引用)

 

これをみるとすべての会社が利益を減らすこととなり、減少幅もほぼ似通ったものではありますが、JR西日本は厳しく、JR九州が一番減少幅が少ないんですね。

 

人口減少にともないローカル線の運営もさらに厳しくなり、運賃値上げだけでは利益を維持するのも厳しくなるのは目にみえているJRへの投資はどなのか?という思いもあります。

たださすがに消滅はしないでしょうし、そうであれば株価はさえなくとも配当を定期的に出してもらえるような会社であれば少しは考えても良いのかなと思います。

となるとJR九州一(9142)択でしかないのですが、どうですかね?

比較対象が野村総合研究所の銘柄とは違いますが、現状のJR各社の比較を見てみましょうか。

  • JR各社の現状(株価、配当利回り)(マネックス証券より引用)

 

 

各社の株価推移は以下のようになっています。

  • 1年週足(マネックス証券より引用)

ここ1年では西日本(9021)は弱いですね。九州(9142)がこのなかではまあなんとか維持できているという感じではあります。(決して強いわけではないです)

  • 5年週足(マネックス証券より引用)

 

5年でみると東海(9022)とそれ以外に分かれますが、やはり株価のパフォーマンスとしては厳しい状況ですね。

  • JR九州(9142)の配当金履歴(マネックス証券より引用)

 

九州(9142)がこのくらいの配当を維持できるようであれば少し考えてみても良いのかなとは思いますが、買い付けるタイミングを見はからい利回りが4%後半~5%台にでもなる価格(2,200円前後)になるならば、、、。という感じでしょうか。

 

 

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