私はアメリカ高配当ETFである「SPYD」、「HDV」、「PFF」、「VYM」へ投資をしています。
そのうち「VYM(バンガード米国高配当株式ETF)」については、落ち着いて投資ができる銘柄ではないかと実感しています。
同じく高配当株ETFであるSPYD、HDVとの比較で見ていきます。
株価のボラティリティが小さい
- 5年比較チャート
5年間の値動きで一番良いという事もありますが、コロナショック時の落ち込みが一番小さく、そこからの上昇も優れています。
- 1年比較チャート
こ1年間だけでみれば普通ですかね。
配当推移が優秀
減配がない
以下は3銘柄の過去10年(SPYDは7年間)の年間配当額の推移です。HDV、SPYDは減配した時期がありますが、VYMはありません。
コロナショック時にも減配がなかったというのは素晴らしいです。
- グラフ化すると
増配率が優秀
この図にある期間(VYM、HDVは10。年SPYDは7年。)の増配率を年平均で出すと、VYM:7.1%>HDV:5.8%>SPYD:4.7%となり、VYMの優秀さが目立ちます。
構成銘柄には配当王・配当貴族がごろごろ
構成銘柄には配当王(50年以上連続増配)、配当貴族(25年以上連続増配)と言われている企業がたくさん含まれています。またそれ以外も10年以上増配を続けている企業が多数をしめています。
上位30位までの構成銘柄(緑:配当王、オレンジ:配当貴族)
配当利回りは3%前後ですが
配当利回りは平均すると3%前後を行き来しています。この点ではHDV:3.5~4%、SPYD:4~5%の利回りに劣りますが、長期的な投資という点では非常に安定感のある銘柄です。
配当株投資といえど、高利回り銘柄へ投資することで株価下落リスク、高配当ゆえの減配リスクがありますが、VYMについてはそのあたりのリスクが非常にマイルドな実績となっています。
「配当を継続的に受け取りたい。株価の下落リスクもなるべく緩やかなものとしたい。」と考えられている方にはとても良い銘柄だと言えます。
私は現在VYMの保有額は、SPYD、HDVよりも下ですが今後も継続的に投資していこうと考えています。
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