JT(2914)は今月末が配当権利を確定する日になります。6月28日(権利付き最終日)までに買付すれば配当の権利を得る事ができます。
今期の配当金は減配され65円(1株あたり)となる見込みですが、まだまだ配当利回り5%台後半の高配当株です。
では6月28日までに買った方がよいのでしょうか?
■権利付き最終日から権利落ち後の株価の動向
配当の権利を得るには権利付き最終日までに買付をする必要があります。
一般的に言われているのは、、、
権利付き最終日までは「配当狙い」で株を購入する人が増え株価が上昇する。
権利落ち日以降は権利を得て、株を売却する投資家が増える事から株価が下落する。
※StockWeatherより引用
権利付き最終日以降に配当金以上の価格の下落が見込まれるのであれば、あわてて権利付き最終日までに買付する必要なないのです。
■JT(2914)の権利付き最終日以降の株価の動きは?
JT(2914)はどのような動きとなっているのか?過去5年の株価の推移をみてみました。
おおよそ、権利落ち日から1か月間の株価は権利落ち後の価格を下回っています。(2018年12月の期末配当を除きます。)
■権利落ち日以降に価格を見極めて買えばよい
過去の株価の動向からみると、配当の権利を獲得するためにあわてて買わずとも、それ以降に買付しても良いのではないでしょうか?
(ただしあくまで過去の傾向であって、果たして20201年6月はどうなるのでしょうか?それはわかりません。)
証券会社は今月の配当・優待銘柄はxx月xx日までに買わないと権利が得られませんよ!と宣伝してきますが、それにおどらされずに買付る価格をじっくりと待ちたい所ですね。