コロナの影響をもろに受けて、コロナショック時の株価を更に下回っているJR各社を見たいと思います。今期業績は予想は赤字は当たり前ですが、来期、来々期の業績改善を見込めばという前提ですが。
本日、2020年度の2Qの決算速報がでました。(株探の決算速報ニュースから引用)
JR東日本 <9020> が10月28日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3355億円の赤字(前年同期は2719億円の黒字)に転落した。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は2134億円の赤字(前年同期は675億円の黒字)に転落する計算になる。
JR東海 <9022> が10月28日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1507億円の赤字(前年同期は3692億円の黒字)に転落した。併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が2580億円の赤字(前期は5742億円の黒字)に転落する見通しを示した。
■PER
赤字決算見込みのため参考になならないでしょう。
■PBR
3社とも1倍を割り、JR東日本(9020)、JR東海(9022)は0.7倍台まで。
チャートでみても過去1.2倍~1.5倍の範囲にあったものが下落してきて1倍を割れている状況と割安化が進んでいます。(マネックス証券銘柄スカウターより)
■テクニカル指標
3銘柄とも年初来高値からは40%~50%の下落。RSIを見ても3銘柄においてすべて売られすぎの状態であり、特にJR東日本(9020)は21倍、JR東海(9022)は16倍は特に売られすぎ状態。
※RSIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」(相対力指数)。買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として利用されています。一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
■チャート
では、今が買い時なのか?というとチャートを見るとサポートと思われるラインをもう少し下げて考えても良いのではないかと思います。まだ上げどまった?と考えるには少し早いのかなと思います。
①JR東日本(9020)月足
②JR西日本(9021)月足
③JR東海(9022)月足
チャートでみるとJR東日本(9020)は5,000円、JR西日本(9021)は4,000円、JR東海(9022)は13,000円あたりで買付してみるのも面白そうです。
あくまで下りすぎによるリバウンド期待という点でみてみました。(今回は配当利回りは重視せずとはいいつつもここから株価下げればJR東日本(9020)の配当利回りも2%くらいは期待できそうですが。)
私は都内在住でもあり、優待まで考えるとJR東日本(9020)を注目していきたいと考えています。
本日の各国の市場さらに下落しそうなので明日以降どうなるのでしょう。。。