少し時間が経ってしまったのですが、最近、雑多な読書をしています。
読書は好きな方だと思うのですが、かといってどうしても読みたい本がない。今はそんな時期でした。
なので、近所の図書館で目についたものを借りて読んでいます。事前の情報(amazonなどの評価)を確認しないで読むというのも良いものですね。もちろん、中には途中で読むのをやめたり、最後まで読んだものの、読む価値なかったなと思う作品もありました。
この1か月読んだのが以下です。(簡単に感想などを)
- ノルウェイの森(村上春樹)
私は村上春樹の作品は食わず嫌いか、数冊しか読んだことはなく、なぜあんなに熱狂する人がいるのかまったく理解できませんでした。ただ、「ノルウェイの森」は悪くない作品だなとは思いました。(登場人物の心理を丁寧に表現できている。)
- ネメシスの使者(中山 七里)
殺人事件の解決に至るまでの話は読んで面白いものが多いですが、その後の充実感があまりなく、すぐに忘れてしまうものが多い事もあり、時間の無駄使いと思い最近は読んでいませんでした。これはまずまず面白かったです。(登場人物が個性的だからかな?)
そもそも読書して感動した本だって、時間が経てば内容なんて大体忘れてしまうので、あまり気にせずに読んでみればいいんですよね。
- 消滅世界(村田沙耶香 )
コンビニ人間は面白かったのですが、これは理解できませんでした。
- 透明人間の納屋(島田荘司 )
今一つ。朝鮮から来たスパイが偽札作る?ちょっと無理があるなという感じ。
- 孫氏(海音寺潮五郎)
上巻を読んでいたのですが内容が入ってこず、下巻だけでも読めると書評に書いてあったので下巻だけ完読しました。
思わずアニメキングダムの桓騎軍対扈輒軍を思い出してしまいました。
キングダム
- 光圀伝(冲方 丁)
水戸黄門をイメージしてしまいますが、本当の水戸光圀がわかる歴史小説。重厚で上下巻読むと疲れますが話に引き込まれました。
- 天職にします! お仕事小説シリーズ(上野 歩)
ハローワークを舞台にした小説。読んでも読まなくてもどちらでもという感じでした。
- ヴァラエティ(奥田英朗)
家族、日常のちょっとしたことがちょっとした事件(?)に発展していくお話。イン・ザ・プールや空中ブランコの方が面白いかな。
- 怪奇小説集 共犯者(遠藤周作)
昭和初期くらいのちょっとしかブラック話でしょうか。今の人には情景が浮かばないかもしれないですね。
- 老人と海(ヘミングウェイ)
中学生くらいで読んだと思うのですが再読。南の海で老人とカジキとの駆け引きが目に見えるようです。
- ヘミングウェイ短篇集 (ちくま文庫)(ヘミングウェイ)
あまり自分には響きませんでした。半分ほど読んで終わりました。
これらの中で読んで良かったと思うのは、ノルウェイの森(村上春樹)、ネメシスの使者(中山 七里)、光圀伝(冲方 丁)、老人と海(ヘミングウェイ)の4作品でしたね。
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