先月に引き続き、プレリートファンドの期失案件「グランド赤坂」についてです。
前回以降も分配金の支払いは行われています。
また進捗状況について以下のようにメールももらっています。
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2-1.売却活動について
前回の報告からの進捗といたしましては、都内港区赤坂に立地するホテル不動産ということもあり、
購入に関心を寄せる国内外からの買い手候補者の存在はございましたが、未だに具体的な価格提示までは至っておりません。
背景には、変異株など更なる新型コロナウイルスの感染爆発や、東京都への4度目となる緊急事態宣言発令による外部環境の影響等により、
観光・ホテル業への金融機関による新規融資姿勢の厳格化や静観の構えが継続して見受けられます。
一方で、ホテル運営会社における今期決算着地がコロナ禍ではありますが、黒字見込み予想との速報をアセットマネジメント会社より報告を受けております。
2−2.リファイナンス(借換え)活動
厳しい金融環境ではございますが、ホテル運営会社が黒字見込みであることからも、現在、世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が加速する中、
近い将来のアフターコロナも見据えての活動内容として、リファイナンス(借換え)活動にも着手してまいりました。
現時点で数社様よりご関心を頂きまして、情報開示を進めております。
当該リファイナンス(借換え)活動に関しましては、まずは年内を目途に資金を調達できるよう各候補者に打診し準備を整えてまいります。
引き続き、検討・打診を頂いている買い手候補者および新たにリファイナンス候補者とも具体的な次のステップに進めるべく売却活動、
リファイナンス活動を並行して行ってまいります。
3.回収金の分配について
投資家の皆様への配当原資となるホテル運営会社からの8月分家賃入金の遅れはなく、約定通りの賃料を受領しております。
7月分の返済につきましては、8月2日に、受領した賃料を返済原資として、
当社はプレリートファンド関連会社事業会社Aから、利息相当額として719,522円を回収いたしました。
投資家の皆様への回収金の分配は、8月12日に実施いたしました。
4.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収状況につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。
次回については9月中旬を目途に、状況のご報告をさせていただきます。
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この時期にホテル経営はなんとか黒字にもっていくことができています。コロナの終息が見えない状況のため安心はできませんが頑張ってほしいですね。(他のmaneoファミリーの期失と比較すれば筋は良いものと考えています。)