米国ETFで非常にメジャー処の銘柄を少し並べてみます。
ある程度、配当が高く資産規模も大きく日本人にも人気のあるETFという位置づけです。
■超ざっくりな特徴です。
①SPYD
S&P500銘柄のうち高配当80銘柄を均等配分したETF。
他3銘柄に比べると運用開始が2015年10月と5年経過しておらず若い。
②PFF
優先出資証券の集めたETF。
(優先的に配当が得られる株式等に投資しており配当利回りがよくなるけれども、議決権などは制限される)
③VYM
構成銘柄数が約400と幅広く分散していて、増配率が高いのが強み。
④HDV
財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた、利回り上位75社の銘柄で構成。
■比較
・相対的にSPYD、PFFの分配金の利回りは高い傾向。
・信託報酬はPFFが高く。他3銘柄は安い(良心的)。
・運用会社3社はすべて伝統、規模の面でも問題なし。
■構成している銘柄
主だった構成銘柄を見てみると以下のようになっています。
(PFFはブラックロックホームページから引用。その他はBloombergから引用)
①SPYD
②PFF
③VYM
④HDV
■選ぶとするとどれが良いのか?
結論は、、、、
「どれを選んでも良い」ではないでしょうか?
現在、私はSPYD、PFFを保有しています。
これは高配当率なためというのが一番の理由です。
例えば構成されている銘柄を眺めてみて景気の下振れにも比較的強いデフェンシブ銘柄が多いと思われるVYM、HDVHDVに投資するというのもありかと思います。
それぞれの好みで自分が納得するものであればこの4銘柄であれば大きな差がつくものではないかと思います。
最後は継続的、かつ長期的に保有する事が一番なのではないかと思います。
高配当銘柄(企業もメジャーかつ安定的な企業が上位を占めているのではないかと思います。)がパッケージとして含まれていますので個別銘柄に集中せず分散投資という点でもETFの購入を続けるのは非常に有効な手だてだと思っています。