野村総合研究所が2019年の国内における世帯別の純金融資産保有額の統計を発表しています。
(野村総合研究所ホームぺージから引用)
これを見ると超富裕層(5億円以上)が8.7万世帯。富裕層(1億円以上5億円未満)が124万世帯。準富裕層(5,000万以上1億円未満)が341.8万世帯との事。
準富裕層以上(超富裕層~準富裕層)の世帯が474万世帯。
令和2年1月時点の世帯数は約5,738万世帯です。という事は準富裕層以上の割合は8%という事になります。
自分の隣に住んでいる人が富裕層なんて事は十分ありうるのですね。
また企業オーナー経営者を対象としたアンケートがでています。特に「表3消費・生活の変化」についてですが、自分にもその通りだなと言われるものが入っています。もちろん、企業オーナーと一介のサラリーマンである私とではスケールが違うと思いますが。
表3.コロナ禍での消費・生活の変化
- 健康や体力増進に関する意識が高まった
- 家族との会話、コミュニケーションが増えた
- 本を読む時間が増えた
- 高額な商品やサービスを控えるようになった
- 自宅で長く過ごすための環境を整えた。
無駄な出費は控えつつも生活の質向上に対して見直しをしているという事なのでしょうね。そして結果としてこのような行動が事業の成功へと結びつく。(かもしれない)
給与所得は確実に減少してきている現状、自分にとって生活の質向上とはどういうものなのか?資産の積み上げだけでなく、生活の質向上につながる行動(支出)も考えていきたいものです。
お金は上をみればキリがないのはわかっているとは言うものの、この層を目指して自分ができる事をやっていきたいものですね。
そうはいいつつも準富裕層5,000万の高配当株を保有していれば年間200万~250万(4~5%配当利回りで)の配当収入も見込める、うらやましいなと思うのでした。