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読書本(嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え)

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読書本(嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え)

 

今回は良い本だと思いながら、自分としては、、、、いう印象の本です。

嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え
著:岸見 一郎、古賀 史健

全ての悩みは「人間関係」から発生する。承認欲求を捨てて人からほめられようとは思わず、ただ相手に感謝をして、他者貢献に尽くせばいい。仲間に貢献できているという感覚こそが「幸福」なのである。といいうのがメッセージなのだと思います。

それ以外にも、示唆に富むフレーズは出てきます。
・健全な劣等感とは他者との比較ではなく理想の自分から生まれるもの。
・他者からの評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもというコストを支払わないかぎり自分の生き方を貫く事はできない。(自由にはなれない)
・どうすれば勇気を持てるのか?自分に価値があると思えたときにだけ勇気を持てる。
等々。

私の感想としては、わかっちゃいるけど変えられないのが一般的な人間なんだよ。人は一人では生きていけない、周りの目は当然気になるしある程度の折り合いをつけないといけないのではないの?という思いがあるのです。

そういう事からも自分的には腹におちない本でした。

ネットでの評価を見てみましたが評価が高くても必ずしも「腑に落ちたわけではない。「納得いくものではない。」という意見もありました。(もちろん、素晴らしい内容で今後の自分に勇気を与えるものであるという意見も多数あります。)★の数だけで判断できるものではない本だと思いました。

読んで自分がどう感じるか、そのとらえ方は人によって様々ですし、色々な意見が出てくるという点で良い(面白い)本なのかもしれません。

私の評価は、

納得度(腹落ち度)は★★☆☆☆ですが、お薦め度は★★★★☆です。

 

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