読書の薦めという内容の本の紹介です。
死ぬほど読書
著:丹羽 宇一郎
元伊藤忠商事社長、中国大使などを務められた方。
読書しないといけないという決めつけでなく、読書する事で知を鍛える事ができるという事を丁寧にわかりやすく説明されています。 読書は真に自由な世界へと導いてくれる。読書は無償のもの。読書は目だけでなく手も使う。人間の証である心を求めて読書をする。 等々、気に入ったフレーズが色々ありました。とにかく気になった事はノートにメモる派だそうです。
非常に話が分かりやすく読書好きな人はますます読書しよう。そうでない人が読めばもう少し読書に時間かけようか。という思いになるのではないでしょうか。
お薦め度:★★★★★
ちなみに、同様な内容で以下の書籍も読んだことがあります。
乱読のセレンディピティ
著:外山 滋比古
こちらは今年お亡くなりになられましたが、文学博士。お茶の水女子大学名誉教授であった方。
セレンディピティとは思いがけなことを発見する能力。色々と読んで、そこから得た情報をどう整理するかは自分自身である。という所にいきつくものです。良書、悪書というキーワードは印象深かったです。私にとっては小難しい印象があり「死ぬほど読書」の方がわかりやすかったです。
社会人を経験されている方と学者さんの表現の仕方の違いなのかもしれません。(ディスるつもりはまったくありません。)
お薦め度:★★★☆☆