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読書本(目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画)

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読書本(目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画)

 

目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画
著:クライブ・ハミルトン

なぜこの本を読んだのかと言うと、豪ドル円のFXをしていたのがきっかけです。(今の塩漬けのポジションがありますが)

オーストラリアドルは資源国通貨とも呼ばれ高金利通貨でした。(今では0.5%の金利なので高金利ではありませんが。)この資源国通貨というのも鉄鉱石、石炭等を中国に輸出しそれで経済が潤っていたのです。またこの時期、日本、アメリカに対しての関係性があまりよくなかった時期でもありました。

ところが最近、中国がオーストラリアから牛肉の輸入を一時停止する措置が取られたり、日本とオーストラリアの国防省が中国への危機感を共有するなど、少し風向きが変わってきています。

このような事からこの本を読む事となりました。

一言で言うと、なかなか重い話です。

共産党がじわりとオーストラリアへ入り込み中から少しずつ支配力を強めている様がよくわかります。(主には経済的な支援をとっかかりとして)そして、中国を排除しようにも経済的にも影響が大きく、完全に排除できない状況に陥っている。そんな事が書かれていますが日本も決して他人事ではない。
競争しながらの良好な関係ではなく、支配化を最終ゴールに長い年月かけて入りこもうとしてくる共産党の活動は十分に観察していかないといけないのかもしれません。
このような活動を担っている中国人も共産党に利用されているという事実も認識しないといけないのかもしれません。

お薦め度:★★★★☆

 

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