今回の読書本は頭が良いなと思う人の読書です。
頭が良いという定義も難しいのですが、ここに挙げた方は
社会で活躍されているか方であるとともに、発信力がある。それも丁寧に発信しているため、私自身の腹に落ちやすいという事であげました。
コミュニケーション力が高いという事ですね。
◆松本大
マネックスグループ株式会社代表執行役社長CEO。マネックス証券のメルマガでは毎日欠かす事なく発信し続けています。その継続性もすごいですが金融を中心とした社会全体に関する自分の思いをご自身の立場から表現できる範囲で非常にわかりやすく発信されています。(一番のお薦めはマネックス証券のメルマガに登録してメールを読む事です。)
その中で読んだ以下の本は
「私の仕事術」
今更、仕事のスキルアップのために有用かといえば私にとってはNoですが、「仕事上のコミュニケーションは相手に動いてもらって成立するもの。」というフレーズが印象に残っていて、これだけでも読んでよかったも昔思ったものでお薦め度は高いです。
お薦め度:★★★★☆
◆成毛 眞
マイクロソフト日本法人第2代代表取締役社長を務めた方。
以前、会社の研修で講和に来られたのですが、自宅に籠ってネットゲームを死ぬほどやったというのが一番印象に残っていました。(笑)もちろんそれだけではなく、事業に対する発想がユニークさがすごいなと感じました。国内外のニュースだけでなく自分のお気に入りの物などを定期的にfacebookにupされていて、なるほどと思う事もあり、辛口系ですが楽しく読むことができます。
「黄金のアウトプット術」
現代はインプット過多で自らアウトプットを積極的にしていく必要がある。(自分もこんなブログ書いていますがこれもアウトプットなんですね。)自分の付加価値を高めるためにもアウトプットが重要という事を認識させられる本でした。
お薦め度:★★★★☆
◆山中伸弥
ips細胞の研究・開発。ノーベル生理学・医学賞(2012年)受賞。
私がいうのも失礼かもしれませんが、単なる研究者でなくその研究をどう社会に貢献していくかマネジメントに主眼を置かれている事に印象を強く受けました。テレビでも自分の専門外でもきちんと受け答えをされてコミュニケーション力の高さに感心しています。
「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた 」
研究者というと一般人にはわかりにくい所もあり避けがちですが、ips細胞の話だけではなく、ご自身の生い立ちから今に至るまでの挫折、仕事に懸ける思いなど心に響く内容でした。
お薦め度:★★★★☆