自分が出向している会社では、今上期評価(年末賞与の評価)の時期となっています。私は出向元で評価されるので、直接関係ないのですが、なぜか評価の会議には呼ばれていて厳しい現実を見ています。(もちろん私の評価も厳しいです。(涙))
非常に厳しいプロジェクトで頑張っている若手は数か月もずっと高残業が続いて苦労しているにもかかわらず評価がそれほどあがらない現実があります。(そもそも上げられるパイがないのですが。。。)
実際に年末の賞与の支給時に自分の評価を聞いて、「もっと仕事を頑張らないと。」と気持ちと奮い立たせるのか?「やってられない。」とモチベーションを落とすのか?それはわかりません。
サラリーマンしていればこういう事は日常茶飯事ですが、これって「頑張って仕事する。」が前提なんですよね。
でも、それならば多少の犠牲(評価ダウン)を払っても仕事量を落とす交渉してもいいんじゃないの?と冷めた目でみている自分がそこにはいます。そんな事は声に出せませんが。
そう思っていても、自らが声をあげてそれを実現するのはなかなか難しい。仕事やります。できますアピールは色々情報ありますが仕事を減らす事についてはなかなか情報がない。(職場を退職するくらいかもしれません。)
仕事の負荷を減らす事を申し出るのはなかなか勇気がいると思います。申し出た結果、自分がどうなるのか?という漠然とした不安感が強いからではないでしょうか。
考えうる感情として。
- 収入が減るかもしれない。
さすがにこれはある程度覚悟していると思いますが。劇的に減らされるかもしれないという不安感はあるかもしれないですね。 - 行きたくもない部署へ異動されるかもしれない。
- 同期、後輩と自分を比較した場合、後塵を拝する事への劣等(屈辱)感。
- 周りの人から自分がどうみられるのか?という不安・劣等感。
こんなあたりかもしれません。
でももっと良い方向に考える事ができるのではないでしょうか。
- 自分が気にしているほど、周りの人は自分には無関心。
- 自分の心配事の9割は起こらないと言われています。(それだけ思い込みというのは激しいもの)
- 仕事を減らしたからと言って給料が劇的に減る事はない。逆に与えられる仕事が増えると苦しくなる。
(ここは会社によって異なるかもしれませんが一般的な日本の企業ならあてはまるのではないかと。頑張っても劇的に上がらないのと同じです。) - 負荷を減らして落ち着いた生活を取り戻せば仕事以外の好きな事に目を向ける事ができる。
とにかく仕事を頑張って収入をあげるという事だけでなく、自分に適切な仕事ができるよう交渉し、ほどほどの収入でサラリーマン生活を生き抜いていくという事の方がコスパとしては良いのではと最近思うようになりました。
またこの不安感を払しょくするためにも、第2の収入の柱を作ってきたいものです。