iPhoneが2008年に日本で発売され13年後の今、スマホは生活になくてはならない存在となったが、ここまでを予測できたのか?
そんな冒頭から始まります。
2040年の未来予測
著:成毛 眞
第1章 テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする
第2章 あなたの不幸に直結する未来の経済ーー年金、税金、医療費
第3章 衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける
第4章 天災は必ず起こる
本書だけの独自性のある内容はありません。未来予測として広く浅く知りたいという方にとって十分に価値のあるものだと思います。
奇抜な内容がないからこそ、書かれている事が高い確率で将来の事となるイメージがつきます。
あと日本という視点にたつと暗い予測が多いと思いますが、これをチャンスととらえ何か行動を起こせないか?前向きに考えるヒントにはなるのではないでしょうか。
コロナをきっかけに私たちの生活様式はがらっと変わりました。コロナがなかったとしても着実に世界は変化しています。そのような変化の先にどのような未来が来るのか?それをイメージするのに、このような本を読むのにちょうど良いタイミングなのかもしれません。
集中して読めば短期間で読めてしまいます。(私は1日で読めました)
お薦め度は★★★★☆です。