初版からすでに35年以上が経っていますが、インデックス投資の古典的著書です。
敗者のゲーム
著:チャ−ルズ・エリス
個人投資家にとってインデックスファンドが最適な理由。時間と味方につける長期投資の効果が非常に丁寧に書かれています。
私が印象に残ったのは一個人としての長期投資の視点(とにかく自分の老後のために。。。)だけではなく、家族がいるならば子や孫まで見越した長期投資(相続という意味合いもありますが)、またそうでない人も寄付をする事で他人の役に立つというモチベーションを持ちながら長期投資をするといった話が印象に残りました。
まずは自分のための資産運用が優先かと思いますが、人生を豊かにするための長期投資。そういう事を考えるきっかけになる書籍ではないのでしょうか。
35年経っても色褪せない内容となっています。
お薦め度は★★★★★です。
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