高配当ETFである「SPYD」の3月分配金が1株あたり0.387419ドルとなりました。
これは前年(2022年)3月の分配金1株あたり0.65271ドルと比較すると約40%減という数字です。
過去の分配金の状況
過去(2017年~)の分配金は以下のようになっています。
時系列でみると3月の分配金は、2021年、2022年は0.6ドル台と高く、それと比較するとかなり下げていることになりますが、2020年以前は0.3ドル台でしたので今回が特別低いわけではありません。
過去も大幅減配はありましたね
2021年12月の分配金が前年(2020年)と比較して80%減となったというのが話題になりました。
※上のグラフに赤線引いた2020年12月と2021年12月の分配金の差ですね。
SPYDは分配金のボラティリティが高い
SPYDは他の高配当ETF(VYM、HDV)に比べると期(3カ月に1度)単位でみると分配金のボラティリティの高いETFです。
それを理解したうえで、年間4~5%程度の利回りの配当を得ることができれば良しとするくらいの感覚での投資が必要ですね。
現在のファンドの業種別構成比率(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズホームページより引用)は以下のようになっています。
最近のアメリカ地銀の破綻に見られるように利上げが金融にはマイナスの働きをしているようですし、不動産は元々金利上昇局面でマイナスの影響を受けているのかもしれません。この2業種が構成比率1位と2位となっていることから、今年の配当はちょっと厳しく、我慢の年となるかもしれません。
私は継続保有するつもりではあります。
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