高配当ETFのセクター別の投資対象の比較をしてみました。
対象銘柄は「SPYD」、「HDV」、「VYM」の3銘柄です。
※PFFは優先株への投資もあり他3銘柄と少し投資対象を比較するのはどうなのか?と思いまして外して3銘柄で比較してみました。
◇株価推移、配当利回りで比較してみた。
◇概略で比較してみた。
◆3銘柄比較
①不動産セクターはSPYDのみ。
②エネルギー、通信、ヘルスケアはHDVの組み入れ比率高い。
③一般消費財はVYMが高い。
④景気が悪化した場合、比較的影響が小さいセクター(ヘルスケア、生活必需品、公益事業、通信)比率が高いのはHDV。
◆HDVとSPYDで比較
①金融/不動産/素材はSPYD、資本財/ヘルスケア/通信/エネルギはHDVが比率高い(偏りが強い)。
②2つを合わせるとセクター全般的なバランスが取れる。
◆SPYDとVYMで比較
①不動産はSPYD、一般消費財/ヘルスケアはVYM比率高い(偏りが強い)。
②2つを合わせると金融の比率が高くなる。それ以外はセクターへの投資比率に大きな差はない。
◆HDVとVYMで比較
①エネルギー/通信はHDV、金融/一般消費財はVYM比率高い(偏りが強い)。
②2つを合わせるとヘルスケアの比率が高い、また不動産セクターは低い。
例えば2種類のETFを選ぶとすると。
・SYPDとHDVを持っているとセクターのバランスは良い。
・景気後退時に相対的に影響を受けるのセクター比率が高いのはHDV。
人それぞれの考え、好みがあると思いますが、私は上記2点は頭に入れたうえで高配当ETF購入をどうするか考えていきたいと思います。
★少しHDVの購入もしていきたいと思います。