ちょっと前に仮想通貨で錬金術という話題がありましたが、本当の錬金術が存在するのですね。
そんな記事があります。
中国がほくそ笑むIMF「6500億ドル」の史上空前のバラ撒き
- 国際通貨基金(IMF)は特別引出権(SDR)という流動性資産を発行。その額は6500億ドル(71兆円)で世界中で使えるようにした。
- この融資をうけるための金利が0.05%と超低金利。しかも利用目的は問わない。
1億円借りても、利息が5万円/年ですよ。株買って配当金から金利分返せば一生遊んで暮らせます。 - このSDRは加盟国の出資比率に応じて配布される。日本の出資比率は6.47%であるので、その配分額は421億ドルとなる。1ドル110円換算で計算すると、4.6兆円。オリンピックが赤字となり費用の支払いが必要としてもこの範囲で十分にまかなえることができる。
- 各国はコロナ対策費を賄うための費用として流用が可能になる。税金だけでまかなえない国はいくらでもいます。
- 新興国を含む途上国には2740億ドル約30兆円が配布されることになる。これら途上国では先進国から借り入れを行っているが、一番の借り入れは中国。(しかも金利が6%台と高利)よって中国への返済にあてられることが容易に想定され、結果、このSDRの大部分は中国へお金が流れることになる。
- アメリカは当然、問題視しており政治問題となっている。
だそうです。
このコロナ禍、各国がお金を刷って流動性をあげるだけでなく、IMFからも資金が共有されるということははじめてしりました。
なかなか興味深い話ですね。