母親が乳がんと診断されて約5か月たちました。
今の所は小康状態を保っており、なんとか自分で動く事もできるので、私の介護負担もそこまで大きくはなくやってこれています。
(前回からの変更はシルバーカーをレンタルするようになったことでしょうか。足の運びが悪く、杖だけで歩くのは厳しくはなっています。)
前回のブログはこちら。
月に1回、診察+点滴を受けに通院の付き添いをしているのですが、院内では母親のような高齢の方も多く、子供(と言っても私同様50代あるいは60代ですが)に付き添われている方もいますし、ご夫婦で来られて、奥さんが杖を突きながら車いすに乗っている旦那さんを運んでいる。そんな様子をみると、寿命が延びることでの生きる大変さを感じるようになりました。
かたや、介護に関してはさまざまな補助具であったり、食品、サービスがある事も学び、高齢者介護の利便性が高くなっている事も実感しています。
で、介護用品のレンタル会社である、日本ケアサプライ(2393)をみてみました。(予想配当利回りは4.26%です)
①企業概要
マネックス証券銘柄スカウターより引用
福祉用具レンタル会社、三菱商事系列。福祉用具貸与事業者への福祉用具(電動ベッド、車いす等)レンタル・卸販売、洗浄・消毒・補修・再レンタル、事業者支援。高齢者生活支援サービス(生活支援物販、食事)。介護保険制度の対象となる福祉用具(電動ベッド・車いす・入浴補助用具)を全国の取扱店に貸し出すレンタル卸サービス「グリーンケア」を中心に事業展開。事業者支援はセミナー、業務クラウドサービス「e-KaigoNetシリーズ」、ケアマネジメント支援ツールをラインアップ。福祉用具レンタル卸から「高齢者生活支援企業」(業者に向けECサイト「グリーンケアオンラインショップ」、医療と介護の連携サービス、在宅高齢者生活支援サービスへ)への取組みを強化。三菱商事<8058>、綜合警備保障<2331>の持分法適用会社。2017年介護施設向け食事サービス開始。2019年アウトレット品の「e-KaigoNetEcos」を開設。2020年綜合警備保障と業務提携。
三菱商事、綜合警備保障(ALSOK)が大株主である所もちょっと安心感があります。
②株主還元策の実施
株主還元に関する基本方針は
以下の通りホームページに案内があります。
- 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要な施策として位置付けており、業績に対応した配当を行うこと、また、業容拡大を図るため設備投資を積極的に行うなど事業基盤を強化する観点から、内部留保を充実させることも併せて勘案したうえで、配当を決定することを基本方針としております。
事業拡大の余地があることから配当に関する数値目標は出ていません。
過去配当推移
減配、ステイをはさみながらも増配傾向ですね。
自己株取得
2011年~2012年には実施していたようですが、以降は行われていません。
配当にまわすことより、設備投資にまわす事は理解します。
過去の配当利回り推移は以下のようになっており4%程度の配当利回りであれば高い水準にあるかなと思います。
③業績は上昇傾向
業績は順調に右肩あがりを続けています。過去の平均成長率もなかなかのものだと思います。
また営業利益率も10%を超えており優秀ではないでしょうか。
④各種指標
各種指標値ですが、全般的に優秀な数値です。
- PER:15.9倍、PBR:1.63倍
日経平均とほぼ同等の水準です。 - ROE(自己資本利益率):11.13%
8~10%優良企業の目安とされていますので良い値です。 - 自己資本比率:72.7%
安定性はあります。
業績期待(株価上昇)が優先も配当も期待できる
今後、高齢者も増加しますし、高齢者に対する支援サービスは増加すると思います。同社の業績もさらなる向上が期待できると考えています。
配当目的の投資という点では、事業拡大を優先していると思われる所もあり、過度な期待を持つことはしない方が良いかと思います。
ただ過去の傾向から増配をしていますし、現在の配当利回りも4%前後ありますので、業績期待による株価上昇と配当両方を期待しても良いのではないでしょうか。
時価総額は268億円と小さいので、過度な買付はせず小さくいくべきかと思います。
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