こちらもFX(トラリピ)でのお話になります。
前回は塩漬けポジションの事を自戒をこめて書きました。
今回は為替の組み合わせもシンプルにした方が良いという意見です。
私のトラリピFXは豪ドル円(AUD/JPY)1通貨で運用しています。
以前は豪ドル円(AUD/JPY)に加えてカナダドル円(CAD/JPY)、米ドル円(USD/JPY)の3通貨で運用していたことがあります。
1通貨で仕掛ける範囲を決めているうちは、証拠金維持率、為替がXX円に急落した場合、評価損がいくらになるか?というのが理解できます。
ところが複数通貨を組み合わせるとよくわからなくなります。
さらに、ドル建て(EUD/USD)や他通貨建て(AUD/NZD)を組み合わせてしまうとわけがわかりません。
リピート系のFX運用では為替が急激に一方向へ動いてしまい、仕掛けるレンジを抜けてしまうような場合に評価損がどのくらいになるのか?自分はどのくらい許容できるのか?イメージすることが一番大事だと思っています。資金管理ですね。
私は複数の通貨を取り扱いしているとこのような場面で評価損がどのくらいになるかもそうですし、どのペアを損切りしたり、運用をストップしたりしてよいのか、判断できなくなってしまいます。
円建てのみ複数ならまだ良いかもしれません。ですが、円建てでも必ずしも同じ方向に動くとは限りません。とくに最近はその傾向が強いです。
もちろんFX会社で提供されているツールで把握は可能ですし、EXCELでも計算はできます。
自分としては常日頃から頭にイメージを持っていたいのです。
ですので、自分が理解できる=落ち着いて投資するという点では1通貨に絞ってコツコツ運用するということが一番最適だという結論になりました。
いやいや、複数通貨を組み合わせることで一つの通貨が下落したら、もう一つの通貨が上昇する、そのような組み合わせで運用しておけばそのような心配はいらない。
すくみで運用すれば利益と損失が相殺され半永久的にリピートが稼働し利益が積みあがってくるなんて手法が話題になったこともあるのですが、今はどうなんでしょう??(一番よく言われていたのは、USD/JPY:ロング、EUR/USD:ロング、EUR/JPY:ショートの3すくみが良いというようなことだったかと思います。)
情報をとりにいかないので今もリピート系FXの運用としては生きているのでしょうか?