私はFX(トラリピ)をやっているのですが、先週から今週にかけての急激な円安で2017年~2018年に買い建てしたポジションをきれいに掃除しました。
これは87円~90円くらいで買い建てしたものです。2017年に買い建てしたものもありますから一番古いポジションは5年前のものです。
コロナショック時は多分-200万以上の評価損がでていたかと思います。それが今週には‐1万~‐2万程度まで改善されたのですべて決済しました。実際に稼働しているトラリピもレンジを抜けたのですべて決済されてしまい、今はポジションがゼロの状態です。(今日まで粘って決済すれば利益でてましたね。(涙))
元々豪ドル円は高金利通貨として高いときには6%くらいのスワップ金利がもらえていたので、たとえ塩漬けにしたとしてもその間にスワップがどんどんたまるだろうという目論見もありました。
しかしそのころから世界的な金融緩和(ゼロ金利政策)へ流れが変わり、豪ドルも金利はほぼゼロに近い0.1%となってしまいました。取り扱いしているFX会社によってスワップ金利がゼロならまだしもマイナス金利が続くという状況が続いてしまいまいした。
なのでこの5年間で積みあがったスワップ金利も微々たるもので、ゼロに近いものと言っても過言ではありませんでした。
これからは金利があがるサイクルに入るかもしれません、ここからさらに円安となり、塩漬けのポジションをもう少し持ち続けていればより高い利益がみこまれたかもしれません。
ただ、それはあくまで想定のことで、なおかつ以前は‐200万、‐300万という評価損をみてきてしまい、かつスワップがつかない現状を過ごしてきて自分にとって、この先また下がってしまうことで塩漬けポジションが整理できない後悔が生まれてしまうより、損益が改善したこともあり決済してしまおうという決断にいたりました。
配当を目当て買った株なら配当金が出ることで評価損を我慢しますが、FXの塩漬けは、もともと値上がり益目的で建てたものです。それがずるずると下がった状況となり、後つけの理由としてスワップ金利がつくから長期でポジションもっていても、、、としてしまったんですよね。
投資する当初の目的に合わなくなった場合は潔く切る必要がありますね。と頭ではわかっていても行動できない自分がここにいるわけで、いつかまた同じあやまちを繰り返すのではないでしょうか。