年収300万彼女が追徴課税3000万受けた深刻理由
という記事がありました。
刺激的なタイトルではありますが、仮想通貨取引した時の税金を把握していないと後々痛い目にあうよ。という事で、良い教訓となるお話でした。
これって株式や投資信託で乗り換えをしたケースと同様なのですが、仮想通貨しか取引していない人は税金について知らない人が多いんですかね?
A(売却)⇒B(買付)⇒B(売却)
①この時、Aでの売却益(or損)+Bでの売却益(or損)が年内の雑益(or損)となり利益が発生した場合、課税対象となります。
今回のお話ではA(売却)⇒B(買付)の所が、通貨を交換しただけという思い込みがあったようです。売却して買付する乗換(スイッチング)は投資家からすると保有する銘柄が変更になるだけでなく、間で現金化されるという認識を持つ必要があります。
考えは株や投信も同様です。ただし株、投信は特定口座で口座開設しておけば、Aファンドを売却したら課税分を除いてBファンドを買付ることをシステムでやってくれます。仮想通貨取引ではそのようなことはないので、後々の税額を考慮したうえで取引しないといけない、めんどくささはあるかもしれませんね。
②また仮想通貨の売却益(雑益(雑所得))は総合課税となり、サラリーマンなどの場合は給与所得と合算して課税計算されます。
上記のように課税対象となる金額が多くなるほど、かかる税率が高くなる累進課税となることを認識する必要があります。
株や投信の売却損は3年間繰り越しができますが、雑損は繰り越しができません。
必要最低限の税制のルールは認識して取引する必要があると思います。
この手の書籍は1冊あると非常に役に立ちます
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