ソーシャルレンディングは様々な投資先があり、比較的高い利率(3%~6%)での分配金が出る案件がそれなりに用意されています。(最近は少なくなりましたが。)
昨今の状況を見ると、投資先を考えるても尻込みしてしまいます。
①不動産関連 ☂
私はマンション関連への投資をOwnersbook、SBISLSなどのソーシャルレンディングで投資をしています。
一昨年、昨年くらいから1年程度の期間の案件に投資をしていますがオリンピック終了に向けて不動産投資は冷え込んでいくのではと考えていました。コロナでオリンピックそのものも延期となり、またコロナの影響で不動産市場はさらに悪化は間違えないのではないかと考えます。
そのため現在投資案件については無事償還を果たしてほしいと思っているのと、あらたな不動産関連への投資は見送るようにしています。
以下のようにリーマンショック時はその後数か月後に民間設備投資が悪化をしていたそうで、今回のコロナでも同様の事が起こる可能性は十分にあるのではないかと思います。
※nomu.comから引用。
また経産省からの引用ですが、GDPと民間設備投資のトレンドを見ても右肩下がりなのが見て取れます。
個別の案件でみれば良い案件もあるかもしれませんが、そこまでの目利きは私にはないので少し注意したいと思います。
②ホテル関連 ☂
インバウンド(外国旅行者)の極端な現象は連日ニュースにもなっており、観光地は閑古鳥がないているのは明白な事実です。
※JTB総研より引用
これもすぐに昨年のように戻るには時間がかかるのではないでしょうか?オリンピック需要にはもう期待できないと思っています。
そのような中、首都圏にではそのようなインバウンドを見越したホテルの建築がかなり増えていてそれに対する資金繰りに関する投資が結構な数ありました。
私も投資していましたが、最近は案件もほぼなくなりましたし、当面は期待もできないでしょう。
③太陽光・バイオマス発電 ☁
環境に配慮した発電事業が増えており継続して案件が発生しています、(利回りも5%~7%くらいのが出ています。)
設備投資に対するコストが下がってきており事業化しやすい反面、売却する電力価格が下がってきているのもありますし、過去は国、自治体の補助のもと事業をしていた会社も多数あると聞いています。国・自治体の補助が最近は減ってきていますので、事業会社単独でどこまで頑張れるのだろうか?という疑問があります。自然環境保全とエネルギー対策という点から継続していくべく事業だと思いますが少し怪しそうな気もしています。
④その他海外への投資 ☂
ここは私はわかりません。自分がわからないものには投資はしない方が良いでしょう。
私も勉強不足の所もあるので、他に有効な投資先はあるかもしれません。
が今後について上記の投資案件についてはリスクを低減するためにも投資額はすこしずつ絞っていきたいと考えており、またソーシャルレンディングの運用会社の信用の高い会社のみとしたいと考えています。