株価のさえないお菓子メーカー3社をみてみたいと思います。
対象は、(2201)森永製菓、(2229)カルビー、(2269)明治ホールディングス食料品です。
①この3社の有名なブランドは以下の通り。
銘柄 | ブランド |
(2201)森永製菓 | チョコボール、ハイチュウ、小枝、DARS、ウイダー |
(2229)カルビー | ボテトチップス、かっぱえびせん、じゃがりこ |
(2269)明治ホールディングス | ミルクチョコレート、galbo、きのこんこ山たけのこの里 おいしい牛乳、R-1、ブルガリアヨーグルト zavas、VAAM イソジン |
②現在の株価の状態はどうなっているか?
・2年間の3社比較チャート(マネックス証券より引用)
銘柄 | コロナショック時の価格と比較すると |
(2201)森永製菓 | 下へ行った |
(2229)カルビー | ほぼ同水準 |
(2269)明治ホールディングス | 近づいているけどまだそこまで下げてない |
③もう少し長いスパンで株価をみると
・5年間の3社比較チャート(マネックス証券より引用)
(2201)森永製菓が優位。ただし必ずしも右肩上がりではなくほぼ同じ水準の株価となっています。(2229)カルビー、(2269)明治ホールディングスの下落が目立つという所でしょうか。
④配当利回り(マネックス証券より引用)
2%前後で大きな差はなし。配当性向は、(2201)森永製菓が30%、(2229)カルビーが37%、(2269)明治ホールディングスが35%程度で、こちらも大きな差はないと言ってよいかと思います。
・配当利回りの推移は以下の通り。
こちらも、過去からの推移は(2269)明治ホールディングスが他2社に比べると若干高く推移しているものの大差がないとみてよいかと。3社とも少しずつですが利回りは上昇傾向。
3社の中であえて選ぶとすれば株価のパフォーマンスの悪い(2201)森永製菓に注目しても良いかと思います。中期的には今の株価から上昇する余地は十分にあると思いますので、それまでは配当をもらい数年我慢という手てもあるかもしれません。ただし私としては配当利回りを重視したいのでもう少し利回りが高ければなという所です。