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「NTT 2030年世界戦略「IOWN」で挑むゲームチェンジ」を読んで

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「NTT 2030年世界戦略「IOWN」で挑むゲームチェンジ」を読んで

 

NTT(9432)のホルダーでもありますので、「NTT 2030年世界戦略「IOWN」で挑むゲームチェンジ」を読みました。

NTT 2030年世界戦略 「IOWN」で挑むゲームチェンジ

 

題名通り2030年に向けたNTTグループの経営戦略というと堅苦しいですが、どのようなビジネスを進めていこうとしているのか、そのために会社の改革をどう実行しようとしているのかがわかる内容となっています。

IOWN構想とは?(NTTホームページより)

メモ

IOWN (Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、革新的な技術によりこれまでのインフラの限界を超え、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、多様性を受容できる豊かな社会を創るため、光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。2024年の仕様確定、2030年の実現をめざして、研究開発を始めています。

図1:IOWN構想の機能構成イメージ
IOWN構想では、これまでの情報通信システムを変革し、現状のICT技術の限界を超えた新たな情報通信基盤の実現をめざしています。ネットワークから端末まで、すべてにフォトニクス(光)ベースの技術を導入した「オールフォトニクス・ネットワーク」、実世界とデジタル世界の掛け合わせによる未来予測等を実現する「デジタルツインコンピューティング」、あらゆるものをつなぎ、その制御を実現する「コグニティブ・ファウンデーション」からなりたちます。

 

  • GAFAに対抗はちょっと?ではありますが、この戦略がうまくいけばデジタル社会創出に向けて、NTTの成長余地はまだあるのではないか。
  • 現会長である澤田純前社長からはスピード感をもった事業改革が進められている。

と感じます。

国が株式を保有していたり、NTT法に縛られていたり、独禁法だと周りからは言われるなど、一般の企業経営と異なるハードルはあるかもしれません。反面、国内のネットワークを網羅し、参入障壁の高い環境にある同社でもありますので適切な経営を継続ていもらえると良いですね。

私としては増配につながるような、継続的な株式還元を実施してもらえれば良いのですが、その前提となる収益も期待できそうな未来になっているのではないでしょうか。(と思いたいです。)

 

NTT 2030年世界戦略 「IOWN」で挑むゲームチェンジ

 

 

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